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投稿者：Monet1162さん

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北海道内の4動物園がホッキョクグマ繁殖計画北海道・札幌市の動物園の人気者、ホッキョクグマ「サツキ(18)」が9日、ほかの動物園に引っ越しし、ファンが別れを惜しんだ。9日、札幌市の円山動物園のホッキョクグマ「サツキ」が、旭山動物園にお嫁入りした。円山動物園では「さみしいですね。向こうで子どもができればいいなと思います」と話した。今回のお嫁入りは、北海道内4つの動物園が連携し、ホッキョクグマの繁殖を目指す、国内初の大規模な「レンタル移籍計画」の第1弾。愛らしいルックスと、ダイナミックな動きで人気のホッキョクグマ。しかし、WWF(世界自然保護基金)が「2010年に見守るべき動物10種」に挙げるなど、絶滅の危機にひんしている。札幌市円山動物園・上野 浩飼育展示課長は「今、国内で個体をどんどん繁殖しようというつもりでいます」と話した。「ホッキョクグマの種の保存」に立ち上がった北海道の動物園。今回の計画発案のきっかけが、釧路市動物園。2009年、円山動物園から来た雄の「デナリ(16)」と雌の「クルミ(13)」が、年明けの3日、見事カップルになり、繁殖への期待が高まった。計画では、9日のサツキのお嫁入りを皮切りに、釧路にいる雄のデナリを円山動物園に戻し、過去3度の出産経験がある「ララ(15)」と再びペアリングをする。そのほかに、円山動物園の宝・双子、雄の「イコロ(1)」と「キロル(1)」と、おびひろ動物園の雌の「ピリカ(4)」を交換するなど、あわせて5頭を3月までにレンタル移籍させ、繁殖を活発にする予定だという。6日に行われたサツキのお別れ会には、多くの市民が駆けつけた。訪れた人からは「ぜひ旭川でうまくいって、赤ちゃんを産んでくれたらうれしいなと思います。見に行きたいなと思います」といった声が聞かれた。9日午後3時すぎ、サツキは無事に嫁ぎ先の旭山動物園に到着した。早ければ、2011年にも北海道でホッキョクグマの出産ラッシュが見られるかもしれない。 (02/09 19:22 北海道文化放送)